当初例年通り『炭焼き』をする予定でしたが、職人加藤さん、間庭さんが都合で参加できなかったので、急遽『花見&散策』に変更。一足先に現地に到着したデイビッドと磯野さんがササ刈り、倒木の伐採をしてくれていたので、散策も楽でした。
天候にも恵まれ、エゾノリュウキンカ(ヤチブキ)の黄色い花が満開の小川を眺めながらまずはBBQ。西上さんのシカのスキヤキ風+ギョウジャニンニクは絶品。
もうひとつのごちそうは、すぐそこで鳴いている「ホーホケキョ」のウグイスの声。穏やかで幸せな気持ちになります。
この時期の『太四郎の森』は芽吹きだした木々の青葉と雪解けを待って一斉に咲き出したエゾエンゴサク、オオバナノエンレイソウ、シラネアオイ、ツボスミレなどが競うように花びらを広げます。
堤さんのガイドで川沿いの散策路を歩きました。今回は堤さんの息子さん、光平くんがサブガイドをしてくれました。頼もしい堤2世。 この時期の『太四郎の森』は一年で一番柔らかい彩色であふれます。 最近めずらしくなったカタクリの群生、淡いピンウのシラネアオイ、ひっそり、でも嬉しそうに咲いている白いヒトリシズカ、 青紫のエゾエンゴサク、、、、こちら側だけでなく、川の向こう岸にも一面に広がるお花畑です。 『太四郎の森』は泉さんが何年もかけて丹精込めて育てて来た森です。 笹を刈り、カタクリの種をまき、シラネアオイの株を移植し、元々あった自然と折り合いながら辛抱づよく、少しずつ夢を形にかえてきました。 中央が泉さん これは現在建築中の茅葺き屋根のの母屋。士幌にあった納屋を移築し、できるだけ材はそのまま組み立てて作っているそうです。茅葺き屋根の茅葺き集めは森の回廊のメンバーもお手伝いさせてもらいました。 『太四郎の森』を見学されたい方は泉さんにご連絡ください。 デリケートな森なので、泉さんのガイドなしに足を踏み入れるのは憚られます。悪気はなくてもうっかり育ち始めた花の芽を踏んでしまうことや、配置のバランスを崩してしまうこともあります。泉さんが現地にいる時に案内していただくのが一番です。 泉さんの電話番号は09013059558です。なお、見学する際、森の維持管理のサポートという意味で、一人¥500頂いているようです。ご了解ください。 茅葺き母屋の完成が楽しみです。 初夏の『太四郎の森』もまた気持ちがいいですよ。
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